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多汗症とは!? 汗をかくメカニズム [多汗症の知識]

人が汗をかくのは本人の意思ではなく
無意識のうちに皮膚がセンサーとして働き
カラダを守るため体温を36度~37度に保とうとしているのです。

体温の上昇を防ぐため発汗作用による温度調節を
行っています。

人が汗をかくメカニズム(一般的な人)
① 皮膚で外界の温度を察知する
② 間脳にある視床下部が情報をキャッチ
③ 体温調節中枢に伝達、体温の熱量と放出量を調整
④ 交感神経が放熱中枢に情報を伝達
⑤ 皮膚の血管が拡張し、発汗が促される

ところがそれ以外にも人間は汗をかく仕組みが
祖先から受け継がれて名残として存在しています。

それが「緊張」による汗です。

人前でスピーチをする時や、特別な異性と話をするとき
面接や上司など苦手な人と話をする時など緊張する場面では
汗をかいてしまう人が多いと思います。

こちらの汗は皮膚による温度調節とは全く別の
役に立たない汗のように思われます。

今でこそ不要以外何物でも無い緊張による汗ですが、
その昔、危険から身を守る重要な役割が有ったと
言われています。詳しく知りたい⇒「多汗症改善マニュアル

ここまでが一般的な人の汗ですが、汗っかきの人も
このメカニズムに沿って多少の汗の量が多いだけのことで、
汗をかくタイミングや原因は今までの一般的な人と
変わりありません。

多汗症と呼ばれる人の汗は今までのメカニズムとは
少し異なっています。

体温調節の汗は一般の人と同じですが
緊張による汗が異常と考えられます。

通常の人より交感神経が過敏なために起こる
異常発汗と言われているのです。

ですから、季節に関係なく年中汗をかく、
しかも、その汗はなかなか止まらない。

そのため生活に支障をきたし、性格が暗くなったり
うつ病を招いたりすることもある深刻な発汗過剰を
認める疾患と言われています。

どこに汗をかくかは個人によりまちまちで
顔・手・足・脇の下・背中・全身など
様々な箇所で症状が表れます。


多汗症に潜む危険
今までの温度調節と緊張による汗以外に
精神的要素が関わっていないのに、
「朝、目覚めたら全身が汗でびっしょりでした」
などの全身性多汗症の経験がある人は医師の診断を受けてください。

また35歳以上の方でいきなり多汗症の症状が表れた方も
医師の診断を受けることをおすすめします。

疑われる特病は
・褐色細胞腫 ・甲状腺機能亢進症 ・更年期障害
・急性リウマチ ・糖尿病 ・結核 ・生殖器障害

多汗症の原因となっている可能性がありますので
注意が必要です。

多汗症退治人が教える!10日間改善法 」より抜粋


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